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2012年 02月 09日 ( 1 )

教育虐待という視点

先月、面白いタイトルの本を衝動買いしました。
読んでみて、確かに面白かったです。

『高学歴な親はなぜ子育てに失敗するのか』 小林公夫著(中公新書)
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・高学歴な親
・地域の名士でもある資産家の親

この二つには違いがあり、
それぞれに特徴だった子育てをする傾向が伺えるというのです。

高学歴な親で
母親も第一線で忙しく働き続ける場合
子どもとの触れ合いが乏しくなり
子育てや勉強を専門家に丸投げしてしまう傾向があり
(家庭教師&進学塾と高額な金額を教育費に充てる)

心のどこかに
『自分の遺伝子を持つ子どもが優秀でないわけがない』

ひたすら勉強へと駆り立てる…というパターンが起こりがちだそうな。

勉強の出来不出来でしか関心を寄せてもらえず
十分な愛情をもらったと感じにくい子どもは
思春期以降に大きく問題を表面化。
無気力で、偏った価値観を持ち
社会に出た時に挫折するケースも多いよう。

資産家の親の場合
家柄・血筋は万全であると信じがちで
資産や会社をわが子に継がせることは必須。

祖父母世代からも
後継ぎとしてふさわしい学歴をつけさせるように
プレッシャーをかけられており
幼いうちから教育に熱心の
つきっきりで過干渉な育て方となりがちだそうな。

お金の使い方も価値観も
かなり偏ったものとなりがちで

情報に流されやすく
何のために学ぶのか
人として何をなすべきかなどが欠落した
目的意識の乏しい子育てになりがちだとか。

資産家の家庭がどれくらいすごいかというと
年収1000万円と
年収十数億の差だと言えばわかるでしょう…とあります。≪ほぉ…なるほど≫

親の競争心に火が付き
いつまでたっても
子別れできず

「東大を狙いなさい!」
「医学部じゃなくちゃダメ!」

中学生、高校生になっても
ピッタリ寄り添う親子になるのも
危険な高学歴親子のパターンだとか。

裕福な土地柄の
富裕層の子育てにも
実は、多くの課題があるのです。

これは、以前いた研究所にくるクライアントに
資産家の方が多かったので納得です。

ただ、間違ってはいけないのが
みんながみんな、そうだというわけではないということです。

私が知る限りでは、バランスのとれた
教養ある方が多いのも事実。

そう思っていたら
今朝の朝日新聞に興味深い記事がありました。

「教育虐待」
子どもを優秀にしたいと
子どもに勉強や進路を強要する親。
…優秀な進学校に通う女子生徒は、東大を狙うように母親に強要され
  殴る蹴るの虐待を受けシェルターに逃げ込んだ事例を紹介。


「教育現場の虐待」
就学援助の必要な家庭に対し、教員が
“当たり前のことができない子ども・困った親”と見なし、
指導しても悪循環をつくり出してしまうという
教育現場での配慮が欠落したもの…だそうです。

まさに、家庭の教育の在り方が問われ
教育現場そのものも
大きく変わらないといけないところまできているのは確かなようです。


「子どもの自立は親の自立に支えられている」
http://ameblo.jp/kosodate-educare/entry-10654361252.html
by educare | 2012-02-09 16:47

吉田恭子の子育てeducareにようこそ♪子育てをもっと楽しく、もっと喜びのあるものに♪を目指しています☆ここでは私の日々の暮らしをご紹介します♪


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