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2006年 07月 22日 ( 1 )

生みの親と育ての親

昨日のお話の続き・・・
文化人類学の見地からすると、親は二つに分けられ、①生物学的父と母と ②社会学的父と母があるのだというのです。つまり、①遺伝子的な父と母・・・②誕生後の成長に関わる父と母・・・と言った方がいいでしょうか。そして、生物学的母は子どもを生んだ後も引き続き授乳→離乳へと社会学的母をやり続けていくことがほとんど。それに対し父は、遺伝子的な父はいるものの誕生後もひつ続き社会的父をやるということはむしろ少なく、周囲の大人たちが代わってその役割を果たすことが多い、というのです。

        生物学的  母         父
        社会学的  母         父
               ↓         ↓
             ほとんど同じ   ほとんど違う

ところが、ここに来て地域が解体し、生物学的父が社会学的父もやらねばならなくなったところに戸惑いと、何をすれば良いのかという不明瞭な部分が不安を誘っていると言うのです。
確かに昔は、近所のたまたまそこに居合わせた大人が、悪さをしている子どもを叱ったり、親切な行動を褒め称えたり・・・社会的親はそこら中にいたように思います。今はどうでしょう。「こらー!!」などと怒鳴ってくる大人がいたら大問題になるでしょう。生んだ親が育ての親の責任も一手に引き受けていく・・・この負担感が少子化に拍車をかけているようにも思うのです。

先日学童保育に行っている下の子を迎えに行ってこのことを痛感しました。
お手拭タオルを持ち帰るのを忘れる常習犯の息子に、学童の先生が大きな声で「こらー!!また忘れてる!!」・・・はぁ~ありがたい・・・こうやってうちの子はたくさんの社会的親に包まれながら育っていけるんだなぁ・・・あとはうちで私が「ちゃんと持ち帰って偉かったよ」と包む役をすればいいのですから、なんとありがたいことでしょう・・・
by educare | 2006-07-22 21:56

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