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演技性人格障害

秋田小1男児殺人事件の犯人の人格の背景として、演技性人格障害ではないかと昨日身内に話しておりましたが、各犯罪心理学者の先生方からも同じような指摘が出てきており、見立ては間違っていなかった…と再確認しました。以前この手の方々の治療現場で仕事をしておりましたが、この病、実はとってもやっかいなんです。とにかく周囲の注意や関心を自分に引きつけておきたく、そのためならどんな嘘もつくし、次第に嘘であったはずのことが現実だったかのように成りきってしまい、見事に演じてしまうのです。今回のこの女性も、悲劇のヒロインとして注目されることに一種の快感を覚え、魅了し続けてくれることに必死だったようにも見えます。また、体がだるいとか疲れやすいなどの不定愁訴(不調)を訴えることもよくあり、自分に関心を示して欲しいサインがあることもこの特徴と一致しています。では、なぜこのような癖を身に付けてしまったのか…ということですが、多くの場合、幼少時期の親との関わりが大きく関与していると言われています。つまり、必要があってこのような癖を人生早々に身に付けたとでもいいましょうか。嘘をついてでも得られる周囲から自分に向けられる眼差しは、まるで幼少時代に欲しくてももらえなかった親からの惚れ込みや深い愛情の代用かもしれません。犯人を擁護するつもりはありませんが、二度と同じ事件が起きないためにも、犯人の精神構造を丁寧に紐解き、幼少時期の心の育ちに配慮した環境の重要性にも関心を向けていくべきではないかと思うのです。
by educare | 2006-06-06 15:41

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