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CCSは子ども・家族・先生を救う!

CCS(チャイルド・ケア・スタディ)とは事例検討のことです。

困っていることの背景を、広く網を張って、深く掘り下げ
いろんな角度から見ていき、問題点を明確にして、解決策を探すプロセスのことです。

個別指導計画のようなものですが、独自の大切にしている視点がいくつかあります。それは…

058.gif家族に思いをはせること・両親の関係や母親のメンタリティーは特に重視!
 (子どもの気がかりを正しく読み取るには、家族のあり方が重要だからです)

058.gifどうすれば成長を促せるだろうかに目を向けること
 (問題行動に注目するのではなく、何に困っているんだろうと、その背景を見ていく)

058.gif診断名に振り回されない
 (発達障害とは、限りなく正常範囲に近いものも拾っていく診断である以上、重視すべきは固有の特性という視点を大事にする)

058.gif問題をパターン化して処理しない・問題解決保育にしない
 (絵カード・シグナル表示etcも良いが、テクニックに頼りすぎると、子どもの本当の姿(心の声)が見えなくなるので、使い方を吟味する)

058.gif解決の糸口は、その子の好きなこと、いいところ、問題行動を起こさない場面に鍵がある
 (問題行動には必ずきっかけや意味が含まれている、それを読み解くためにも多角的な情報収集を怠らない)

058.gif見立てを間違えないこと
 (なぜ?それで?を繰り返す(5~6回)と、問題の本質が浮き彫りになってくる。何が困っているのかを絞り込むことに集中する)

058.gif目標設定には優先順位が大事⇒園生活を安心できる場にする→集団の流れに沿えるようにする
 (特に加配の先生がつく場合、ただ見守るだけではダメ!必ず裏付けを持ち、目標に向かい働きかけることを重視する)

などなど…。
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すると、どうでしょう!嬉しいことに、たくさんの感想を寄せてくださいました!
是非お読みください。感想を読んでいるだけで、先生方がどれほど力を付けているのかがわかります。
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072.gif今までの研修と違い、恭子先生の研修は、必ず方向性を見出してくださいます。
(ありがとうございます!)

072.gif専門家の方の「気になる子」についての研修に参加する機会があり、テクニックをたくさん教えてもらいましたが、テクニックに頼りすぎてしまうと問題行動を減らすためだけのパターン化した対応に終始しその子の気持ちに寄り添えない、一方通行の保育になることもあるのではと気がつきました。

072.gif専門家の方からのアドバイスは難しいものが多く、現実的ではないことが多くて困っていましたが参考にさせていただくことはあっても、主体性は自分たちが持つ、でいいんだとわかってほっとしました。

072.gif問題行動を減らすためにどうしたらいいかだけではない。
その行動が意味する「サイン」を読み取ることでアイデアが生まれてくることがわかりました。

072.gif子どもの問題行動にばかり気を取られ、心の声に耳を傾けていないことに気がつきました。

072.gif全員でいい方向に導いていくこと、そしてまだまだやれることがあると共通理解ができました。

072.gif問題行動を止めることばかりに気を取られていたことを大変反省し、納得しました。

072.gif指導方法は、上下関係なく、みんなで意見を出し合い取り組むことが大事なんだとわかりました。

072.gif今日はすごくすごくためになる研修をありがとうございました。
いろんな気になる子がいますが、やはり「家族」という存在が大事だと思いました。

072.gif私は、まだまだ勉強するべきことがたくさんあると思いました。
気になる子の保護者にはしっかり伝えることが大事、けれどもすぐには受け入れられない葛藤が
想像以上にあることも理解し、丁寧に関わっていくことが大事だとわかりました。

072.gifすぐにでも実践したいと思ったのは、良いところを見つけてそこを伸ばし
そこから問題解決につなげていくことです。

072.gif困った振る舞いには「なぜ?」とその都度考え、よりところと組み合わせて解決策を考えていきたいです。

072.gif園にはたくさんの職員がいるのですから、自分だけの見解に終始せず、他の先生方と話し合って
一人ひとりの成長を考えていきたいです。

072.gifCCSを受ける度に、行動の意味・背景が見え、「こうしてあげたい!」という見通しが見つかります。

072.gif子どもは、褒められたい、抱きしめられたいと愛着を求めてきます。
「園に来てくれてありがとう。先生も友だちも君のことが大好きだよ」と絶えず伝えていきたいです。

072.gif本人が自己肯定感を感じ、園が心地よく、楽しい!やってみたい!友達と遊びたい!という気持ちを
育てていきたいです。

072.gif吉田先生の保育の価値観として、子どもに寄り添い、自己肯定感を高めることで子ども自身を
成長させることにつなげる…素敵に感じ、尊敬します!

072.gif診断名がついていても一人一人違います。その子をよく見る、皆で意見を出し合い工夫する
保護者も先生も、みんなが肯定的になれたらもっといいなと感じました。

072.gifそれにしても、保護者がこんなにも不安定に揺れることを知りませんでした。

072.gifかつて困った行動に「×」印をつけたことがありましたが、効果は数日でした。
「×」というのは、圧迫感がほかの子どもたちにも伝わるので
保育の中では使い方を気を付けたいと思います。

072.gif障害と見るのではなく、特性としてみると気が楽になり
さらに働きかけるべきこと、掘り下げるべきことが見えてきます。

072.gif集団がダメでも、2人の中で約束を決めていけば、その中から「流れ」がつかめるようになっていく。
1対1の対応を大切にしていきます。

072.gifこのお母さんはあまり協力的じゃないなと思うのではなく、一番悩んでいて、葛藤しているんだと
その思いを共有できるようになりたいと思いました。

072.gifずっとモヤモヤし、焦る気持ちがありました。でも、実はよいところも沢山あり
その面をほかの子どもたちや保護者の方に伝えていきたいです。

072.gif園内でも気になる子の研修があり、共通理解をしていたつもりでしたが
今日掘り下げてみて、こんなにも背景があっての行動だったんだと
深く深く掘り下げる必要性がわかりました。

072.gif保護者の気持ちを知ることができ、不安に思っている保護者に何か手助けできるようになりたい
もっともっと知識や経験を積みたいと思いました。

072.gif前回の研修でも、問題整理について教えていただき、自分が一体何に困っているのか
それを無くすためにどうすればいいのか考えると、整理整頓しやすく、流れをつくる習慣が出来ました。

072.gif今日のお話でもあった、診断名にこだわらないこと、私もそうお思います。
凸凹は多少なりとも皆持っているものだし、それをプラスにとれるかで人生は大きく変わっていきます。
一番は園が安心できる場になるように働きかけること。
トラブルが起きても、その善悪を問うのではなく、子どもの心の声に耳を傾けることが大事だと思います。


いかがでしたか?
すごいと思いませんか?
私は、この園はすごいことになるぞ!と感じています。

いい循環を作り出すには、CCSなんです!
問題を一人で抱えず、皆で共有し、知恵を絞る。
助け合うことで緊張が解け、心に余裕が生まれることで
先生のまなざしが温かく、肯定的なものになる。

すると、必ず子どもたちが変化してくるのです。
子どもたちが変化すると、いち早く保護者が気づき
先生方への信頼が増す。
先生方は自信を得て、更なる向上心を膨らませていくからです。

きっかけは、CCSです。

そして、この重要性を実感し、取り入れたいと考える
園長先生を始めとする主任の先生、リーダーの先生方が
中心になり、上下関係を超えて意見を出し合う風土を作り
職員を引っ張っていく…この園はますます素敵になるだろうな。
楽しみです♡


058.gifトイトレトレーナーとは…
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058.gif058.gif中学受験をとお考えの方
受験は迷っているけれど、知っておきたいという方も、是非この夏おススメです♪
『受験を楽しむ5つの心得』 8月31日(土)14時~16時 山崎製パン年金基金会館
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公立の中高一貫校もどんどん増えています。お住まいが都内周辺であれば
受験をさせるべきか、否か…いろんな噂が飛び交う中で、親は迷います。
中学受験は、多分地域性がとっても強いので、全国区のお話ではないかもしれません。
ただ、正直私は、どちらにも、メリットとデメリットがあるなと感じています。

まだ12歳、されど12歳…
もし受験をとお考えの場合、バランスを取りながら受験期を乗り切ることは本当に力が要ります。
人格形成の大事な時期であることを考えると、親も焦らず、深呼吸をして臨んでいただきたい…

子ども中心になりがちな中学受験ですが、その後の長い人生を考えると
受験というチャレンジが、もっと将来にとって大きな大きな宝物にできないかと考えました。
実はそれは、親の姿勢や価値観、バランスの取れた安定がカギだったりするのです。

間違いなくお子さんをしあわせに育て上げていただきたい…
そんな老婆心ながらの、心からの願いとともにたくさんのアドバイスを盛り込みました。
興味のある方、必要とする方にアドバイスを届けたい方、是非♪是非♪
お待ちしております043.gif

詳細はhttp://family-system.webnode.jp/ をご覧ください060.gif

072.gif子育てのあらゆるご相談に応じていただけるプロを目指す
第2回家族支援マイスター養成講座
を開催いたします(先着20名)。詳細はHPをご覧ください。
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第5回『いい夫婦でいるにはコツがある』
2013年9月10日10~12時(江戸川区タワーホール)
どなたでもご参加できますのでお早めにお申し込みくださいませ♪
詳細はNPO法人ファミリーシステムHPにお問い合わせください♪
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『秘すれば花』
を掲載しました(↓↓こちら)
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by educare | 2013-08-22 16:10 | プロ向け講座

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