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この悲劇を止めたい…

昨日からテレビでしきりに虐待のニュースが流れています。

11歳の女の子が28歳の母親から
ゴルフクラブで殴打されて死亡した事件です。

その残忍さに
耳をふさぎたくなるほどです。

でも、ここで間違ってはいけません。
母親を非難するだけでは
こういう事件をなくすことは出来ないのです。

この母親は17歳で出産をしている計算になります。
温かい家庭で育った生い立ちをもつのか
子育ての支え手はあったのか
夫婦で育てるという環境にあったのか
そもそもこの妊娠と出産は、周囲から歓迎されたものだったのか

上手く育てられず、一度保護されていながらも
再度引き取ったところをみると
なんとしても幸せを築きたいと
切望していたふしが感じられます。

年の差のないわが子との暮らしに
不安を感じながらも
溢れんばかりの夢を抱いて
引き取った可能性があるのです。

でも、無理だったんです。
自分の力だけでは
時折襲ってくるどうしようもない感情を
おさえることができなかった。

いくらわが子とはいえ
思春期に差し掛かった女の子の関わり方には
誰だって難しさを感じる時期です。

人を信じるということはどういうことなのか。
甘えたい時の甘え方
信頼関係をつくり上げていく方法…などなど
年齢に応じた成功体験の積み重ねが必要です。

その土台となるのが愛着形成。
生後間もなくから親との温かい関わりの中でひな形を作ります。
幼い時に温かい養護環境にないまま育っていたのなら
どんな愛着の形になっていたのかも気になります。

母親においては
思う通りに行かないことに遭遇した時に
感情をコントロールする術がわからず
また、暴走する怒りを鎮めてくれる人が
二人の間には不在だった。

人はどんな時に激しい怒りの感情を感じるのか
そして、その感情の処理の仕方は、人それぞれです。

そして、その多くは
本人も忘れている生い立ちの中に
度重ねて学習していることがあるのです。

学習のやり直しが必要なのです。
そして、たくさんの人の手も。
本人の意思の問題ではありません。

治療もサポートもなくして
親をやらせるのは大変危険なことなのです。

「ゴルフクラブで殴打」
このことだけがセンセーショナルに取り上げられることが心配です。

必ず幸せに育ててみせる!と覚悟しながらも
支え手がなく
一人で子育ての責任を背負い
「感情が抑えられない」
「怒りがコントロールできない」
と悩む母親は、世の中に溢れているのですから。
by educare | 2012-10-03 08:33

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