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つぼにハマった本

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死にたい老人 (幻冬舎新書) 木谷 恭介 (著)

すごいタイトルの本が、平積みでしかも6冊分のスペースを占めているにも関わらず
売れている…。
びっくりして手に取ってみました。

83歳の小説家が、「もう十分に生きた」と余生に絶望し、
ゆるやかに自死する「断食安楽死」を開始します。
徐々に行動意欲が衰え、死を予感する一方で、
食欲に悩まされ、地震のニュースに関心を抱き…。

コミカルな文章に、所々笑いがこみ上げるところもあるのですが、
心に何かが引っ掛かる、物悲しくなる本です。

今は、老いて死ぬことが本当に難しくなった時代だなと思います。
自分は一体、どんな余生を送るのだろうか…。
「コロリと死にたい」と、誰もが思いますが、
そんなに現実は甘くありません。

ガンで闘病か、脳溢血でマヒとの闘いか、痴呆か…
すこぶる元気で長寿を全うしたとしても、
この本を読む限り、大きな幸せを満喫できる日々とは程遠いようです。

私は、今は子育ての専門家のようなニュアンスで見られることが多いのですが、
実は、看取りや終末期医療にも携わってきました。
たくさんの方の最後に寄り添い、それぞれの人生に考えさせられた経験があります。
なので、心のどこかでいつも「人生の終末」を意識しているところがかなりあります。

自分の人生の終末を、まだ一度も考えたことがないという人は、
一度は真剣に、じっくり考えてみることをおススメします。
間違いなく、残された時間の過ごし方が違ってくるはずです^^/
by educare | 2011-10-13 18:34

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