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医療の問題点

ひと昔前と違い、今はどこも電子カルテを導入している病院が増えてきました。

情報を迅速に共有することで
多くのスタッフが関わる病院などでは重宝されるシステムです。

私も15年前、当時では大変珍しかった電子カルテを導入した
病院兼研究所に勤務していました。
その頃は画期的で「すごい!すごい!」と感動し
その変化に適応していくのに必死でした…

今、母のことで医療のユーザーとなり
この電子カルテのデメリットな側面を感じています。

医師も看護師も理学療法士も栄養士も臨床検査技師もソーシャルワーカーも・・・
みな母の電子カルテを見ては自分たちのプランを立てて実施
その一部始終をスタッフが皆閲覧し共有できるシステム
大変便利で有効であるのは明らかなのですが・・・。

書かれている患者の情報を共有できるのは確かです。
でも患者の全体像を共有することには大変不得手。
全体像を作り上げる作業は
多方面の視点を持った専門家同士が意見を出し合い
「あーじゃないか」「こーじゃないか」と言って
カンファレンスをすることで輪郭をはっきりと見出していくプロセスが欠かせないのです。

母の病院に行っていつも思うのですが
主治医がいてもパソコンの画面に向かっているばかり。
時間帯がずれているだけかもしれませんが
看護師や他スタッフと話し合いコミュニケーションを盛んにとっている姿を
一度も見たことがないのです・・・


また、看護師さんたちのスキルも大変差があります。
若い人は経験が浅い…それは仕方のないこと。
だとしたらその差をどう埋め合わせるか・・・
これもまた、電子カルテでは到底限界があるのです。

母の震えが激しさを増した時
「薬の副作用です」「様子をみましょう」の一点張りだった対応を見て
患者の様子がただならぬものなのかどうかは
その場で担当した人が判断しないといけません。
その場にいない医師に情報を伝えるという重要な役割を負っている以上
改善しないといけない点が多々あることを感じています。

苦しそうな母の姿を見ながらいつも思います。
どうか医療に携わる方々は
目の前にいる患者から
「私は今この人からいったい何を学ぶためにいるのだろう」
と自分自身に問いかけて欲しいのです。
by educare | 2009-06-28 11:18 | わが家のこと☆

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