奈良女児事件…死刑判決によせて

昨年、ゼミ学生と相次いで子どもが巻き込まれる事件の残酷さに心を痛め、何故このような犯罪が起きるのか・・・を調べたことがあります。その中には学生独自で小林薫の犯人像を調査し、まとめてくれたものがありました。幼少時期、弟の出産と同時に母親を亡くした小林被告の生い立ちが悲惨なものであったこと、育つ段階で温かいものを見事にもらい損ねた彼の犯罪の責任は、社会にもその一端があるのではないか、乳幼児期に関わる専門職となる自分たちは将来の犯罪者を育てない強い意志を持って、様々な事情で愛情を与えられない親に代わっても与え続けられるプロになりたい!・・・といったものでした。
犯罪者を死刑に処することだけで犯罪の抑止力となるのでしょうか。もし小林被告が事前にそのことを知っていたとしたら犯罪を抑止できたのでしょうか・・・。極刑の前例を作るだけに留まらず、第二の被害者を出さない手立てを講じるには、同時に犯罪者を生み育てない仕組みも欠かせないように思うのです。子育てに携わるプロは、心してこの仕事に取り組まなければなりません。おせっかいでもいい、子どもには何が何でももらわなければ育たないものがあることを肝に銘じて、勇気を持って一歩近づいて欲しいと思うのです。子育てを孤立化させてはいけません。どんな事情があろうとも子どもが健全に育つしくみが必要なのです。万が一私が急死したとしても、うちの子どもたち二人は大丈夫!と思える世の中にしたいと思うのでした・・・。
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by educare | 2006-09-26 15:21

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