2013年 09月 05日
事例検討が一番!
半年後には先生として現場に出ていく彼らは
「先生!事例検討がしたい!!」とリクエストをしてきます。
なので、前半は通常の授業。
後半は、実習先で気になっていたお子さんの対応について学びました。
字を書く練習をとにかく嫌がるという5歳の男の子。
やや落ち着きのない面もあるものの、会話もお友だちとの遊びも楽しそうな様子が見られている。
担任の先生方もどうすればいいか、方向性を見いだせていなかった…といいます。
さあ!ここでよく見られるのが
「この子は発達障害なのか、グレーゾーンのお子さんなのか」という診断にとらわれてしまい
本来の子どもの心の背景に思いが至らず、見通しの立った関わりができなくなってしまうパターンです。
「問題行動」「気がかり行動」が見られるときには
子どもにとっても、安心し、落ち着いていられる空間になっていないことが多いのです。
では、この子の場合、なぜ字を書きたくないと泣くのでしょうか。
よくよく振り返ってみると、指先の動きや微細運動がちょっと苦手かも…と思い当たるのです。
それに、チャレンジを避けるという背景に、きょうだいが生まれた、お父さんの転勤など
心のエネルギーが弱まるような出来事はなかったかなど、やっぱり家族の背景にも気を配っていきます。
そのあたりも把握したうえで、今この子に必要なのは、皆と同じものをイヤイヤ書かせること?
それよりも、苦手を克服して「できる!」という自信をつけされていくこと?
トレーシングペーパーで大好きな絵をなぞってみるのはどうだろう。
完成が楽しみになり、苦手なえんぴつの取り扱いも、なぞりながら積極的に練習できるかも。
塗り絵はどうだろう。力加減を慣らすことができるかも。
その都度取り組めたことを褒めてあげたらどうだろう。頑張る意欲が湧いてくるかも。
…こうやって、問題の本質に近づいたアプローチを見つけていくのです。
こちらは、子どもたちのことではなく
自分自身の悩みに対し、問題解決に導く方法を皆で考えました。
虐待の社会問題に関心を持ったことで、児童養護施設に実習に行きました。
ところが、想像をはるかに超えた現実に、自分の力不足を痛感。
自信を失ってしまいます。
模索する中で結論が出ないまま就活へ。
やる気が出ない、このままではいけないことはわかっているが、方向性が見いだせない。
さあ、この場合は、そもそもの動機をもう一度見直しをしていきます。
そして、これまでの自分の人生も振り返ります。
上手くいかないことの連続、自己決定の経験の乏しさ
その中で、自信を育めずにきてしまったことに思いが至ります。
では、どうするか。どうすれば自信って育めるものなのか。
確認テストには、クラス中の仲間からエールが届きます。
「すぐに、あきらめないことだよ」
「小さな成功を一つ一つ積むことだよ」
「自分は、褒められる、認められる体験がきっかけで立ち直れたよ」などなど
最近の若い子は…といつの世も、言われるものですが
私はちっとも、そうは思いません。
足りないものがあるとすれば、先行くモデルとなる人の存在と
大人の導き方じゃないかなと思うのです。
衝動買い^^;
それにしても、かっわいい♡
「先生!事例検討がしたい!!」とリクエストをしてきます。
なので、前半は通常の授業。
後半は、実習先で気になっていたお子さんの対応について学びました。
字を書く練習をとにかく嫌がるという5歳の男の子。
やや落ち着きのない面もあるものの、会話もお友だちとの遊びも楽しそうな様子が見られている。
担任の先生方もどうすればいいか、方向性を見いだせていなかった…といいます。
さあ!ここでよく見られるのが
「この子は発達障害なのか、グレーゾーンのお子さんなのか」という診断にとらわれてしまい
本来の子どもの心の背景に思いが至らず、見通しの立った関わりができなくなってしまうパターンです。
「問題行動」「気がかり行動」が見られるときには
子どもにとっても、安心し、落ち着いていられる空間になっていないことが多いのです。
では、この子の場合、なぜ字を書きたくないと泣くのでしょうか。
よくよく振り返ってみると、指先の動きや微細運動がちょっと苦手かも…と思い当たるのです。
それに、チャレンジを避けるという背景に、きょうだいが生まれた、お父さんの転勤など
心のエネルギーが弱まるような出来事はなかったかなど、やっぱり家族の背景にも気を配っていきます。
そのあたりも把握したうえで、今この子に必要なのは、皆と同じものをイヤイヤ書かせること?
それよりも、苦手を克服して「できる!」という自信をつけされていくこと?
トレーシングペーパーで大好きな絵をなぞってみるのはどうだろう。
完成が楽しみになり、苦手なえんぴつの取り扱いも、なぞりながら積極的に練習できるかも。
塗り絵はどうだろう。力加減を慣らすことができるかも。
その都度取り組めたことを褒めてあげたらどうだろう。頑張る意欲が湧いてくるかも。
…こうやって、問題の本質に近づいたアプローチを見つけていくのです。
こちらは、子どもたちのことではなく
自分自身の悩みに対し、問題解決に導く方法を皆で考えました。
虐待の社会問題に関心を持ったことで、児童養護施設に実習に行きました。
ところが、想像をはるかに超えた現実に、自分の力不足を痛感。
自信を失ってしまいます。
模索する中で結論が出ないまま就活へ。
やる気が出ない、このままではいけないことはわかっているが、方向性が見いだせない。
さあ、この場合は、そもそもの動機をもう一度見直しをしていきます。
そして、これまでの自分の人生も振り返ります。
上手くいかないことの連続、自己決定の経験の乏しさ
その中で、自信を育めずにきてしまったことに思いが至ります。
では、どうするか。どうすれば自信って育めるものなのか。
確認テストには、クラス中の仲間からエールが届きます。
「すぐに、あきらめないことだよ」
「小さな成功を一つ一つ積むことだよ」
「自分は、褒められる、認められる体験がきっかけで立ち直れたよ」などなど
最近の若い子は…といつの世も、言われるものですが
私はちっとも、そうは思いません。
足りないものがあるとすれば、先行くモデルとなる人の存在と
大人の導き方じゃないかなと思うのです。
衝動買い^^;
それにしても、かっわいい♡
by educare
| 2013-09-05 21:46