人気ブログランキング | 話題のタグを見る

こころ温まるお便り

東京福祉専門学校の子育てひろばに
通い続けてくださったあるママからお便りが届きました。
ご本人の了解を得て、ここにご紹介させていただきます。
保育士・幼稚園教諭という、この仕事でしか得られない魅力と責任
子育てひろばの持つ大きな大きな役割を
感じ取っていただければ…と思います。


『お忙しいところ突然このようなメールをお送りいたします事ご容赦ください。
広場最終日に遅れて参加し、学生さんの合奏に落涙した者です。
2年間広場でお世話になった感謝の思いをどうしても伝えたくてメール差し上げた次第です。

とは言え、年度と共に雰囲気も場所も一変、
顔見知りのママも一人二人と来なくなり、
広場に行くのが億劫になった時期もありました。
それでも息子の「早く広場行こう!今日は何作るかな?何のお歌かな?」の声に
背中を押され通っている内に、
ここに来なければ出会わなかったであろうママ達とも親しくなれ、
母子共々幸せな時間を過ごすことができました。

何より吉田先生に出会えたことが、私にとっては大きな感動でした。
「手遅れなんてないよ。大丈夫大丈夫」というメッセージに
どれだけ励まされ、慰められ、力づけられたか。

長男はなぜか毎年先生が変わるので、
今は5人目の先生に師事しています。
私はずっと「先生」というのは
子供を仲介にした「対岸の存在」だと思っていました。

でも、今考えてみると
どの先生方も、私が伸ばしたSOSの手を
しっかりと握り返してくれていました。

オムツが取れなかった時も、
叱ってばかりで可愛がれないと悩んでいた時も、
誰も知り合いがいない学校生活が始まった時も、
いつも長男が隙間から落ちないよう
先生方が一緒に守っていてくれた事に
吉田先生の講座を聞いて初めて気づきました。

今更ながら、なんて恵まれていたのかと、感謝で胸が震える思いです。
こんな大切な事に気づかせていただいて、本当にありがとうございました。

ここ数年、子供を育てながら
色々な事を考えるようになりました。

人は一人では生きられず、
誰かと関わり何らかの環境の中で生きていくしかありません。
ならば、我が子の将来や健康を思うだけではなく、
もっと大きな、この子達が生きていく環境をより安全に、健全にしていく事こそが、
今生きている私達、親のすべき事なのではないか…と思えてならないのです。

そのためにはどうすればいいのか、
何が正しいのかまだはっきり分かりませんが、
そういう意味では子供が少しずつ手を離れても
親としてしてあげられる事がまだ沢山ある、
子供と一緒に私も成長していこうと
今、思っています。
この歳になって勉強する楽しさを知りました(笑)

息子と私の「広場」は終わってしまいましたが、
先生の、そして頑張り屋さんな学生さんの
益々のご活躍とご多幸をお祈りしております。

2年間本当にありがとうございました。
長文お許しください。

追伸:学生の皆様にお伝えください。
息子は「魚のひらき」歌で魚の名前を覚え、
「お弁当箱」歌で牛蒡と人参が食べられるようになりました。
スイッチポン、3匹の子豚、とんがりマンが大好きで、
PETボトルで作ったマラカスは「これでロッテを応援する!」と
今から張り切って振っています。
一番の思い出は、
母子が3組しかいなかった日の「新聞紙の野球」だそうです。
写真立ても早速使っています。
息子が1週間の中で一番大好きなのが金曜日でした。
楽しい一年間を、本当にどうもありがとうございました。
素敵な先生になってくださいね』


こんな素敵な出会いの一つ一つが
私の宝物です。

子どもたちの時代は
なんとしても幸せであって欲しい…

母親であれば、誰もが思うこと。

つながりが途切れ
気持ちを通い合わせる機会が乏しくなれば
当然、助け合い、支え合うことは出来なくなります。

そんな生きにくい社会を子どもに残してはいけない…
これは闘いだな…とも思います。
世の中の流れに逆らうのでもなく
同じにこだわって排他的になるのでもなく

今ある環境を存分に生かして
どこまでつながれるか
どんなしくみをつくり出せるのか
自分との闘いなのかもしれません…。



子育て講座や職員研修・メール相談に関してのお問い合わせは下記へご連絡ください。
折り返し、こちらからご連絡させていただきます。
メール相談はお返事にお時間がかかることをご了承ください。

こちら→yoshidakyoko.kosodate@gmail.com

『子どもたちは見て、習い、取り込むのです』
を掲載しました(↓↓こちら)
『吉田恭子の子育てひろば☆』http://ameblo.jp/kosodate-educare/
by educare | 2012-01-24 19:53

吉田恭子の子育てeducareにようこそ♪子育てをもっと楽しく、もっと喜びのあるものに♪を目指しています☆ここでは私の日々の暮らしをご紹介します♪


by educare