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おススメの本

『発達障害サポートマニュアル』PHP研究所 榊原洋一監修 
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ちょっと気になるお子さんの相談がとっても多いです。

今の時代、どうしても親御さんの不安は『発達障害』に向かいます。

どこまでを個性ととらえていいのか
どこからが障害なのか…皆さんが一様に悩む点です。

数年前は、発達障害について調べたくても
書店には一冊も本がなく探し回っても見つからない時代が長くありました。

徐々に話題になり
専門家と称する人たちが増え
今では法律も整備され…

ただ一方で、現場に身を置く身としては
世の中の動きのアンバランスさもずっと感じています。
私がずっと持ち続けている疑問は
世の中をどんな方向にすすめていきたいのか…ということです。
分類をどんどん進めて、個別の指導を増やすことでの成果は
本当に信憑性を持てるのか
資源が圧倒的に不足している中で
今のやり方だけで、いい社会が作られていくのか
子どもを産み育てていくことに
喜びを感じる方向にすすんでいくのかなどなど…

たくさんの本も読みました。
(我が家の本棚にはこの手の専門書が数十冊はあります)
専門家の先生方の本を読んでも
最初のころの主張と変化してきているぞ…と思ったりもしています。
(実は、専門家とおっしゃられる先生方のお子さんやお身内の方に
この手の悩みを抱えている方がいらっしゃる場合が多かったりするんですよね…)

なぜ増えているのか
そもそもこのカテゴリーはどう生まれたのか
諸外国のとらえ方
幼少期の問題の程度と、療育の効果…
いろんなことを考えてもいまだしっくりこないことだらけです。
(法律の制定ももちろんいいこともたくさんありますが
う…んと考えさせられることも多いです。
なんて言っても多数決の民主主義が入っていますからね^^)

そんな中で、久しぶりにしっくりいく本に出会いました。
「そうそう!」と納得できることがいっぱいあって
ちょっとホッとしました。

ということで、幼稚園・保育園の先生方
そして親御さんにも是非お読みいただきたい一冊です♪
by educare | 2011-07-20 08:19

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